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AIの社内導入は現場から!知識ゼロでOKな【中小企業の必勝フロー】
「1年で100万時間の労働を削減!」(※1)
「3ヶ月で生産性が2倍に!」(※2)
「年間約12億円のコスト削減!」(※3)
こんなことを言われたら、誰だってAIを導入したくなりますよね。
ですが、中小企業の場合、実はAIの社内導入について失敗することのほうが多いのが現状です。
理由はいくつかありますが、一番の要因は「自社のどこにAIが必要なのかわかっていない」から。
AI導入における成功の鍵は、ズバリ現場にあります。
本記事では、AIの知識がゼロでも社内導入を進められる必勝フローをご紹介。

よくある失敗パターンや、AI導入を加速させる人材についても解説します。ぜひ最後までご覧ください!
| 【監修者】 株式会社Tsumugu 代表 塔筋 大樹 |
| リクルートを経て、2023年よりアド・イーグルHD役員へ。同年、株式会社Tsumuguを設立。10年以上の経験を通じたHR領域のプロとして、「お客様と伴走する人材コンサル」を展開している。 |
※2 出典元:Zenken『Zenken、ChatGPT Enterprise全社員導入で年5,000万円の外部委託費用削減を実現!〜月間12,500時間の工数削減と生産性2倍を実現、業務革新と顧客接点の高度化を加速〜』(2025)
※3 出典元:住友商事『コスト削減効果は年間約12億。住商の「生成AI活用」最前線』(2025)
Contents
【重要】「現場から始めるAIの社内導入」必勝フロー
AIについての知識がゼロであっても、頓挫することなく、着実に社内導入できる必勝フローがあります。
重要なのは、ステップの順序を守ること。
上記のフローを守ることで「AIをなんのために、どの業務へ、どのように浸透させていくのか」が明確になります。
ですが、意識していないとすぐに脱線しがち。ツール先行で導入してしまい「いまいち効果を実感できない」という状態に陥る会社は多いのが実情です。

スマホをスマートに使えないもどかしさと同じです。
AIの社内導入でつまづかないためには、どれも欠かせないステップ。特に、成功の鍵は「現場へのヒアリング」にあります。
ステップ1が最重要ですので、必ず確認しておきましょう。
ステップ1:AIがどこに必要なのかを調査
失敗をしないためにダントツで重要となるのが、現場へのヒアリング。
ここで聞くべきは、AIの必要性ではなく、「現場がなにをしんどいと思っているか」です。
「何の作業に一番時間を取られているか?」
「正直、一番やりたくない仕事は?」
こうした観点のヒアリングをすることで、本当にAIが必要な部署や業務を洗い出せるだけでなく、現場と経営層の意識にどんなギャップがあるのかもわかります。
たとえば、AIの導入先で真っ先に思いつくのは事務職。AIは文章作成や要約が得意なので、事務作業と親和性が高いのはたしかです。
しかし実際は、営業、製造、開発職などのほうが、事務作業にかける時間を減らしたいと思っているかもしれません。

謝罪の文章作成に時間と神経をすり減らしたことがある営業は少なくありません…。
「もっとコア業務に集中したい」という声があったとしても、ヒアリングなしには現場の本音を把握できません。
先入観に頼らず現場の声を聞かないと、思い込みだけでAIの導入先を決めがち。この初期ステップを見落とすと、AIの導入はほぼ完全な博打になります。
現場への調査は、AIの社内導入を成功させる必須のステップであるだけでなく、社内が抱えている業務上の問題を俯瞰できるメリットの多いステップ。現場の声は、かけがえのない情報資産です。
弊社Tsumuguは、現場の声をキャッチアップすることに強みを持つ、伴走型の人材コンサル。
社内の人が相手だと言いづらい本音も聞き出し、AIの社内導入だけでなく、離職防止や採用強化のお悩みもまとめて解決できます。ぜひご相談ください!
ステップ2:「社内で最もAIに詳しい人」を知る
社内でAIに詳しい人が誰か、ぱっと答えられますか?
これがわからないと、AI利用に対するモチベーションが低い人をAI担当として任命してしまい、社内導入が挫折します。
AIに詳しい人の見つけ方は、たとえば以下のような方法があるでしょう。
AIリテラシーのある人は、IT部門の有無にかかわらず、さまざまな場所に散っているもの。
部署や職種ではなく、「こうすれば業務が楽になりそう」という改善の発想を持つ人が、AIの利用経験も豊富だったりします。
ただし、一点だけ注意があります。
「以前から優秀な人がAI活用のコアメンバーに適していても、現実的にはメンバーとしてアサインしづらい」こと。
なぜ優秀な人ではいけないのか? ステップ3を通じて見ていきましょう。
ステップ3:少人数のAI活用チームを立ち上げ
AIに明るい人がわかったら、いよいよスモールスタートでAIを活用していきます。
チームはだいたい5名、最大でも10名で、部署単位ではなく混成チームにするのがオススメです。
| 立場 | 役割 |
| 経営陣(1名) | 意思決定・予算 |
| 現場の社員(1~2名) | 業務の実態を把握 |
| IT担当や情シス(1~2名) | 情報面でのリスクを管理 |
| AIに関心のある若手(1~2名) | AIの試行錯誤を加速 |
どのメンバーも重要なのですが、不可欠なのは経営陣と現場の社員。経営側のメンバーは、できれば代表が望ましいです。
いくら社内でAIの必要性が認知されていても、意思決定をする人が重要さを理解していないと、社内導入は成功しません。
逆に、意思決定ができても、現場とミスマッチしていると、これも成功の妨げになります。

経営者もAIリテラシーを養い、意識のズレを防ぐことが肝要です。
なお、チーム作りをするとき、社内で「優秀な人」と認知されている社員はコアメンバーに適さないことがあります。
優秀な社員には仕事が集中しており、AI導入を推進する余裕がないケースがほとんどなのです。
どんな分野にせよ、新しいことを社内に取り入れるには一定の時間と労力を要します。業務量を調整することも視野に入れつつ、実働部隊となるメンバーを決めていきましょう。
ステップ4:AI活用の「勝ちパターン」を作る
まずは1~3つほど、「これは便利!」と実感できる勝ちパターンを作りましょう。
成功例があると、他部署への展開や追加投資の必要性を説明しやすくなり、社内でのAI活用も一気に加速します。

専門用語たっぷりの営業資料やマニュアルなどを要約させると、AIのメリットを感じやすいです!
混成チームの場合、最初の勝ちパターンづくりは「どの部門・役職でも共通して発生するような作業」に的を絞ると、チーム全員が効果を実感しやすくなります。
ただし、ステップ1でヒアリングした現場の声が最重要。実際にどのような部分で勝ちパターンを作るかは、自社に合わせてカスタマイズしましょう。
勝ちパターンを作れたら、AI導入の成功は目前です。
ステップ5:自社に最適なマニュアルを整備
勝ちパターンを作れたら、社内へ広げるために自社だけのマニュアルを整備しましょう。
ここで言うマニュアルは、単なるツールの使い方ではなく、安心してAIを使うリスク管理のためのルール。
会社でAIを利用する場合、入れてはいけない情報があります。個人情報や取引先の名前、機密保持に関わる内容などです。
たとえばChatGPTのエンタープライズ版など、法人向けの高価なツールはセキュリティ性も高いとされていますが、ステップ5はまだミニマルな段階。
万が一の情報漏洩を避けるためにも、ガイドラインは整備しなければいけません。
SNSの利用方法と同じように、ツールの使い方というよりも、AI活用の倫理規範を整備するようなイメージを持つのがオススメです。

情シスの社員がコアメンバーにいると、このあたりのステップでとても活躍してくれるでしょう。
ここまでのステップを終えたら、AIを本格的に導入する土台が整います。
ステップ6:必要に応じて導入規模を拡大
スモールスタートで効果測定を行い、ルールも整備できたら、どの部署にどこまでAIを導入するか検討していきます。
この段階まで到達した頃には、AI活用チームに在籍している経営陣も一定のAIリテラシーを身につけているでしょう。
このリテラシーがあれば、AI施策に関する意思決定の精度が上がります。
ここで重要なのが、判断基準と注意点。今後の拡大について検討するためにも、以下の視点を持っておきましょう。
たとえば、生成AIと言えばChatGPT。プライベートでもChatGPTを利用している人は多いので、スモールスタートにはもってこいのサービスです。
しかし、ChatGPTで法人向けとされている「エンタープライズ」は出力の品質やセキュリティ性が高いなどのメリットがある一方、ライセンス料もお高め。

無料版は制限が多いので非推奨ですが、どんな企業もエンタープライズが最適というわけではありません。
最適なAIサービスも、AIが必要な範囲も、企業ごとに異なります。
せっかく活用の土台が整っても、この見極めをおろそかにしてしまうと最後の最後でムダな費用が増えてしまいますので、「必要に応じて」導入規模を拡大しましょう。
実は失敗のほうが多い「中小企業のAI導入」
ここまで、中小企業におけるAIの社内導入のステップについてお話してきました。
本記事の必勝フローは、導入の初期でつまづかないことを目的としています。
このようなフローを推奨するのは、AIの社内導入に挫折してしまう中小企業が多いため。
| 失敗例 | 理由 |
| 導入の推進を、優秀な社員に頼ろうとする | 現場を把握せず、トップダウンで決めている |
| 契約しただけでほぼ使われていない | ツール先行で「とりあえず」導入 |
| 一部の人しか使わず、効果が不明 | AIの目的が曖昧になっている |
まず一番にお伝えしたいのは、優秀な人に頼り切ることのリスク。
優秀な人は、言われなくともAIを日頃から使っています。一見、AIの推進に最適な人物だと感じるでしょう。
しかし、必勝フローのステップ3でもお話したとおり、中小企業における優秀な人には仕事が集中しており、たいていはパンク状態。AIの推進にはとても手が回りません。
ここでAI担当の選定に行き詰まり、社内への導入に挫折する企業は非常に多いのです。

どうしても優秀な人に任せたい場合、まずは優秀な人の負担軽減から始めましょう!
現場へのヒアリングやエンゲージメント計測に強い弊社は、従業員の負担を見極め、AI担当を選定するなど、AIを導入するための土台づくりに貢献できます。
土台がなければ、家は建ちません。AI活用の土台も、ぜひ弊社にご相談ください!
なお、優秀な人がパンクしている場合、離職のリスクもあります。これについては別記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
損失が膨らむ「AI導入の失敗パターン」3選
どんな分野においても同じですが、失敗には、より被害が大きなものがあります。これはAIも同じ。
まだ契約もしていない状態なら機会損失だけで済みますが、間違った導入方法を実施すると実害が生じます。
中小企業にとって、無駄な費用は致命傷にもなりかねません。失敗パターンは必ず知っておきましょう。
現場の声をヒアリングしていない
失敗パターンの1つ目は、現場を調査しないままAIを導入してしまうこと。
スマホで言えば、「何のためにスマホを買うのか」がわかっていない状態。最も頻発する失敗パターンがこれです。
現場の重要性は必勝フローでも散々お話したかと思いますが、本当に重要なので、何度でも言います。
現場を無視したツール導入は、ほぼ確実に失敗します。
AIに限らず、現場を無視した施策は非常に失敗率が高いです。
逆に言えば、現場を把握するメリットは非常に大きいため、現場へのヒアリングをHRのプロに任せることも検討しましょう。
ツール先行でAIを導入してしまう
「とりあえず高機能なツールを入れる」のも、よくある失敗。だいたいは現場への調査不足とセットになっています。

オーバースペックなスマホを購入してしまうパターンですね。
たとえば以下のような理由でAI導入を検討すると、ツール先行の罠に陥りがち。
AIは機能が強調されやすいので、どうしてもツールに目が行きがち。他社や補助金の関係もあり、「とにかく導入しないと!」という気持ちも煽られます。
しかし、答えから逆算しないと、ツール選びには失敗します。以下の手順を押さえておきましょう。
ツール選びは最後。まずは現場の調査から始めましょう。
悪質なITベンダーの言いなりになる
AIは成長市場であり、効果や機能も華やか。そのため、誇大広告じみたセールスで契約を取ろうとする悪質なITベンダーもいます。
前の2パターンと比べて頻度が少ない失敗ではありますが、実害は数千万円を超えることも。

携帯会社に言われるがまま、最新機種のスマホや乗り換えを契約してしまった経験はありませんか?
お客様が専門家でないのをいいことに、利益や営業目標を優先する。そんな業者は、AIに限らずどの業界にもいます。
不用意に高額な契約をしてしまった場合、莫大なコストがかかるだけでなく、経営判断について社員から不信を抱かれる可能性も。
致命的な失敗をしないための対策は、伴走してくれる第三者を相談相手として置いておくこと。
弊社は、AIサービスのベンダーではありません。人材と営業の専門家だからこそ、危険な外部業者のサインを敏感に察知できます。
自社と社員を第一に考えるためにも、「AIベンダーと利害関係のないパートナー」の設置をぜひご検討ください!
AIの社内導入で押さえるべき必須ポイント
中小企業でAIを社内導入するとき、押さえるべき点は無数にあります。前半で紹介した必勝フローや、失敗パターンを知ることもそのひとつ。
加えて、「AIを取り入れる際のマインドセット」も重要。
ひとつずつ、詳細を見ていきましょう。
AIは「人を減らすもの」ではない
AIは「人の業務を補助・加速させるツール」であって、人員を削減させるものではありません。
最初にこの意識を踏まえておかないと、「AIに仕事を取られるかもしれない」という社員の不安を払拭することができず、現場から反発を受けます。

「人財」を大切にしないと、AIのポテンシャルも引き出せません…!
| 誤解 | 実情 |
| AIは魔法の万能ツール | 下地・たたき台づくりが得意 |
| プロを雇わなくてよくなる | 「プロ基準の100点」は出せない |
| AIが人間の職を奪う | 職種より「業務内容」が変化する |
伝統工芸をイメージすると理解しやすいかと思いますが、技術が発達しても代替されていない文化や仕事は山ほどあります。
AIも同様。画像生成などで「プロ並みの~」といった謳い文句を見かけますが、これはあくまで「素人から見た『プロ並み』」でしかありません。
なにが本当にプロの基準を満たしているかは、プロ自身にしか判断できないのです。
単純作業でクオリティも問われない業務は、たしかにAIで代替されるでしょう。
ですが、そこから先の人事が明暗を分けます。人材活用を第一に考えながら、AIを検討しましょう。
効果測定とブラッシュアップを続ける
ChatGPTなどの対話型AIは、会話と訓練の繰り返しによって生成のクオリティが上がってきます。
社内導入そのものも同じ。効果測定とブラッシュアップを続けなければ、ツールを取り入れてもどこかで停滞してしまいます。

「導入して満足」だけは避けましょう!
以下のような指標を基に、測定と改善を続けるのがオススメです。
ヒントはいつも現場にある
現場の業務を効率化するためにAIを取り入れようと思ったら、役員会議だけで話し合っていても答えは出ません。
本当に重要なことなので何度でも言いますが、判断材料やヒントは、常に現場が持っています。
たとえば以下のような順で現場とコミュニケーションを取ると、「どこにAIを入れるべきか」が見えやすくなるでしょう。
ただし、こうしたヒアリングが自社だけでは対応できないケースもあります。以下のような状況では、人材コンサルを使うのがオススメです。
弊社Tsumuguは、現場へのヒアリングや、社内コミュニケーションの円滑化などに長けている伴走型のHRコンサル。
「自社だけでは限界がある」と少しでも感じたら、ぜひ下記のボタンから無料でご相談ください!
AIの社内導入は若手がキーマン
ここまでは、AIを社内導入するにあたって、いかに失敗しないかというポイントを紹介してきました。
しかし、ひとつだけ大きな問題が残っています。
「優秀な人がパンクしていたら、いったい誰に任せたらいいのか?」
事実として、弊社のお客様からも「優秀な社員は多くの仕事を抱えており、AI推進どころではない」という声をいただきます。
この問題を解決するキーマンが、ズバリ「若手社員」です。
なぜ「AIリスキリング」が生まれたのか?
近年、AIにかかわらず「リスキリング」という言葉が流行っています。
なぜこの単語が流行っているかと言えば、AIの登場により、多くの職種で業務内容が変化しているから。
「AIについては、誰もが同じスタートラインに立たされた」とも言えます。
こうしたイノベーションが起こったとき、真っ先に順応するのは30代以下の若者。
近しい例として、スマホが普及し始めたときを思い出してみましょう。社会人より、10代~20代前半の若者のほうが使いこなしていると感じたことはありませんか?
人材の最前線では、すでにこうした「スキルの逆転現象」が顕著に表れています。
管理職より新卒のほうがAIに詳しい!?
今、人材の現場では「新卒にAI研修を行う」という企業が珍しくありません。若手のほうが、最新ツールに素早く順応できるからです。

「管理職より大学生のほうがAIに詳しい」事例も山ほどあります。
これこそ、若手の真骨頂。
たとえ管理職や経営者がAIを使いこなせず、優秀なベテラン社員がキャパオーバーになっていても、若手とAIの親和性さえ理解できていれば、社内導入は進められるのです。
若手を新たな切り口で評価し、社内での活躍チャンスを増やせる良い機会でもありますので、ぜひ若手の起用を検討しましょう!
採用現場にAIリテラシーを浸透させる重要性
AIのキーマンたる若手をうまく起用するには、採用担当が若手の重要性を正確に理解していなければいけません。
採用時に押さえておくべきは、たとえば以下のような質問です。
AIを使いこなす鍵は「自主的に試行錯誤できるかどうか」。
よって、AI利用という視点を採用現場に盛り込むときは、応募者が「改善への興味・関心を持っているか」を質問してみるとよいでしょう。
なお、応募者のAI知見が正しいかどうかを判断するには、採用担当にもある程度のAIリテラシーが必要です。
とはいえ、人事も多忙。採用担当者にAIリスキリングの余裕がないケースも多く見られます。
この窮地を解決できるのが、若手採用に強いHRコンサル。
弊社は「若手採用の補助」など、単発でのご依頼も承っております。ピンポイントのお悩みも、ぜひご相談ください!
生成AIの社内導入が成功した中小企業の事例
AIの社内導入において、若手のポテンシャルや期待値が従来よりも高くなっていることはご理解いただけたかと思います。
ここからは、AIの社内導入に成功した中小企業の例を見ていきましょう。
【年間1,368時間の効率化】THA×アイニコグループ
1つ目は、中小企業向けにAIソリューションを展開する株式会社THAと、不動産業のアイニコグループ株式会社が組んだ事例。
| 実施形態 | 週1の勉強会・セッション |
| 対象 | 全事業部 |
| 成果1 | 広報企画部で年間1,368時間の効率化 |
| 成果2 | 事業ごとのAI活用施策を整備 |
上記の出典元でも語られていることですが、一番の成果は業務時間の削減よりも、「自分たちにもできる、という自信」を実感が生まれたことだそうです。

どのケースでもそうですが、社員が自ら手を動かし「AIを使える」と体感することが要です。
AIの社内導入につまづきがちな中小企業の悩みを、「共創」を強みとする株式会社THAが伴走することで成功した例です。
【70人で約470万円の経費削減】グラファー×泉大津市
こちらは、生成AIサービスを提供する株式会社グラファーと、大阪府泉大津市が連携協定を結んだ事例。
| 実施形態 | AIツールの導入、AI活用研修 |
| 対象 | 市職員の一部 |
| 成果1 | 7ヶ月・70人で約470万円の経費削減 |
| 成果2 | 7ヶ月・70人で2,102時間の業務削減 |
言うまでもなく泉大津市は自治体ですが、規模感が中小企業と似ているため、重要な例として取り上げました。
特筆すべきは、泉大津市がAI企業と連携協定を結び、本気でAI活用に取り組んだこと。
また、どのような業務にAIを取り入れているのか、THAの事例よりもわかりやすく記載されている点です。
アンケート調査では、誤字チェックやメール作成、議事録や要約などが活用先のトップとして挙げられています。
コア業務以外の部分をAIに任せる好例ですので、気になる方はチェックしてみてください。
成果が出るAIの社内導入には伴走型のパートナーがいる
二つの事例をご覧いただいた方はおわかりいただけたと思いますが、成果を上げた中小企業や自治体は、伴走型のパートナーとともに走ることで成功を収めています。
また、THAの事例では一年、グラファーの事例では7ヶ月という期間で効果測定を実施。
①伴走型のパートナーを持つこと
②半年以上の長い目で見ること
これが、AI導入の成功率を高める要素と言えるでしょう。
AIにせよ、人材の問題にせよ、一朝一夕には解決しません。だからこそ、単発の研修だけで終わらず、継続的に伴走してくれるHRパートナーが必要となります。
弊社にご相談いただければ、本当にAIが優先事項なのかどうかも見極めることができますので、ぜひ無料でお問い合わせください!
【まとめ】AIの社内導入は「現場ファースト」で!
本記事では、中小企業がAIを社内導入するときのフロー、失敗パターン、必須ポイントなどを紹介してきました。
いま一度、要点をおさらいしておきましょう。
AIの社内導入で最も重要なのは、現場から始めること。これだけは、どんなAIサービスを導入するにしても念頭に置いておきましょう。
また「フローはわかったけど、自社で実行できるかどうかわからない」という方は、ぜひ弊社にご相談ください。
我々はお客様のHR改革について、施策の実行を支援し、伴走する人材コンサルです。AIの推進についても、貴社の現状を整理したうえで施策をご提案いたします。
せっかくの無料相談ですので、使えるものはすべて使いましょう!