あしたのチームの評判は?料金・支援内容と自社に合うかの判断ポイント

あしたのチームの評判

あしたのチームへの相談を考えていて、「評判はどうなのか」「自社の評価制度も変えられるのか」と気になっていませんか?社員から評価への不満が出ていても、評価基準を直せばよいのか、上司の評価や面談の進め方を変えるべきなのかは、判断が難しいところです。

あしたのチームは、人事評価制度の設計や運用を支援し、評価情報を管理する「あしたのクラウド」も提供しています。利用者の投稿には評価の分かりやすさを評価する声がある一方、目標を具体的に書く難しさを挙げる声もあります。

自社に合うかを考えるには、良い・悪いという評判に加えて、どの仕事を支援してもらい、社内では何を担うのかを見る必要があります。この記事では、利用者の口コミと導入事例、公式のサービス情報をもとに、支援内容・料金の確認方法・向いている会社を解説します。情報の確認日は2026年10月23日です。

あしたのチームの評判は?口コミと導入事例から分かること

確認できた口コミには、評価の理由を説明しやすくなったことや、面談を定期的に行うようになったことを評価する声がありました。一方で、目標の書き方には難しさも指摘されています。

ここでは、BOXILに掲載された利用者の投稿と、あしたのチームが公開している導入企業へのインタビューを分けて紹介します。BOXILの紹介対象は2022年・2023年の投稿で、いずれも投稿への謝礼があるキャンペーン経由です。現在の機能や契約内容は、後述する公式情報と合わせて見ていきましょう。

評価の理由や、次に取り組む課題を共有しやすくなった

少し古いですがBOXILの2022年7月22日の投稿では、評価基準が曖昧だった状態から、評価の理由や本人の課題について説明しやすくなったと報告されています。評価する上司と、評価を受ける社員の認識を合わせやすくなったという内容です。

社員が知りたいのは、点数だけではありません。「自分のどの仕事が評価されたのか」「次は何を変えればよいのか」が分かることにも意味があります。自社でも評価の説明に困っているなら、シートの見た目に加えて、評価の根拠を記録し、面談で伝えるところまで支援されるかが比較のポイントになります。

出典:BOXIL「納得度の高い人事評価」

面談が定着し、社員の状況を把握する機会ができた

公式のカネリョウ海藻株式会社の事例では、管理職を対象に制度を導入し、個別面談を通して期待や目標の進捗を話すようになったと紹介されています。導入前は、経営陣と管理職が集まる機会はあっても、一対一で話す時間を取りにくかったそうです。

この事例から参考にしたいのは、評価をきっかけに、普段は話せていなかったことを話す機会を設けた点です。会議で部署の数字を共有していても、その管理職本人が何に困っているかまでは聞けていないことがあります。評価制度の導入目的が管理職の育成なら、入力や集計に加え、面談で何を話すようになったかも見ておきたいところです。

ただし同社は、目標設定に慣れるまでに時間がかかったことも説明しています。事例は取材当時の取り組みであり、導入企業全体の標準的な期間を示すものではありません。

出典:あしたのチーム公式・カネリョウ海藻株式会社の導入事例

目標を具体的に書くことには、難しさを感じる声もある

BOXILの2023年8月2日の投稿では、期初・中間・期末に面談を行う流れができたことを評価しつつ、目標を文章にする力が求められる点を改善点として挙げています。運用が整うことと、社員が無理なく目標を書けることは、別に確かめる必要があります。

たとえば管理部門で「他部署との連携を強化する」と目標を立てても、そのままでは何をすれば達成なのかが曖昧です。実際に困っているのが部署間の情報共有の遅れなら、まず情報が滞る場面と担当を特定し、どんな対応を期待するのかを決める必要があります。文章を整える前に、仕事内容について上司と本人で話すことが欠かせません。

あしたのチームの公式サイトでは目標添削や面談同席などの支援メニューが案内されています。自社の管理職がこの部分で困っているなら、実際の目標を使った助言がどこまで含まれるかを確かめると、必要な支援を選びやすくなります。口コミに難しさが書かれているからといって、管理部門では使えないと決めるのではなく、自社の業務に即した目標づくりを支援してもらえるかを見るのがよいでしょう。

出典:BOXIL「評価システムの難しさ」/あしたのチーム公式サービス情報

あしたのチームとあしたのクラウドは何が違う?

あしたのチームは提供会社の名前であり、人事評価制度の構築・運用支援サービスの名称にも使われています。「あしたのクラウド」は、同社が提供する人事評価システムです。検討するときは、制度を設計する仕事、評価を実施する際の支援、情報を管理するシステムの三つに分けると、依頼したい内容がはっきりします。

評価基準だけでなく、等級や報酬とのつながりも設計する

公式サイトでは、職種・職位に応じた評価基準に加え、等級制度や給与・賞与などの報酬体系の設計を案内しています。何を評価するかと、その結果を昇給や昇格へどう反映するかを合わせて見直したい会社に関係する支援です。

たとえば、一般社員と管理職に同じ評価項目を使っている会社では、項目の言葉を直す前に、それぞれに期待する仕事を分ける必要があります。自分の担当業務を完遂することと、部下が成果を出せるように仕事を任せることでは、見るべき行動が違うためです。

また、高い評価がついても昇給の理由を説明できないなら、評価基準と報酬の決め方がつながっていない可能性があります。こうした問題まで含めて相談したい場合は、評価シートの作成だけを依頼するより、役割・等級・報酬を含めた提案を受ける方が目的に合います。

クラウドは、評価情報の管理と集計を担う

あしたのクラウドの公式ページでは、評価シートの配布や未提出者への通知、評価データの管理などを案内しています。担当者がメールで回収したシートを転記し、集計し直している会社では、この作業をどこまでまとめられるかが確認の中心になります。

AIによる目標添削や給与シミュレーションも紹介されています。ただし、添削機能があることと、会社としてその目標を任せるべきかを決めることは分けて考えましょう。目標が具体的な文章になっていても、本人の役割とずれていれば、上司との話し合いが必要です。

既存制度に合わせたカスタマイズも公式に案内されています。独自の評価シートを使っている場合は、実際の項目、配点、承認の順序を見せ、どこまで再現できるかをデモで確かめるとよいでしょう。製品の説明だけで判断するより、自社の一人分の評価を入力から承認まで試す方が、運用上の違いを見つけやすくなります。

運用支援は、目標設定や面談などでの困りごとに対応する

公式サイトには、目標添削、面談同席、評価分析、期日管理などの運用支援メニューが掲載されています。制度が決まった後、実際に使い始めて生じる問題も相談したい会社向けの選択肢です。

ここで確かめたいのは、支援を受ける場面と対象です。たとえば面談同席なら、初回の見本となる面談に入るのか、難しいケースへ個別に対応するのかで、社内の準備も変わります。目標添削も、システムによる添削と、担当者が業務内容を聞いて助言する支援では、相談できる範囲が違います。

掲載されているメニューすべてが、自社への見積もりに含まれるとは限りません。支援対象者、実施回数、相談方法まで確認すると、「伴走してもらえると思っていたが、この業務は対象外だった」というずれを防ぎやすくなります。

出典:あしたのチーム公式サービス情報/あしたのクラウド公式情報(2026年10月23日確認)

あしたのチームの料金は?見積もりで比較する範囲

2026年10月23日に確認した公式サービスページでは、具体的な料金は問い合わせる形で案内されています。本記事で確認できた範囲では、自社の人数や支援内容に当てはめられる金額を確定できません。

比較するときは、クラウドの利用料だけでなく、制度設計や運用支援を含めた費用を見る必要があります。まず、何を依頼する見積もりなのかをそろえましょう。

制度設計・初期設定・利用料・運用支援を分けて見る

費用の内訳は、次の四つの仕事に分けて確認すると比較しやすくなります。以下は見積もりを読むための区分であり、あしたのチームの正式な料金プラン名ではありません。

確認する費用 見積もりでそろえる内容
制度設計 評価基準だけか、等級・報酬の設計まで含むか
導入時の設定 社員情報や評価シートの登録、既存データの移行を誰が行うか
システム利用 対象人数、利用機能、人数が増えたときの条件
運用支援 目標添削・面談同席などの対象者、回数、支援期間

たとえば、制度設計を含む提案と、決まった評価シートをシステムに設定するだけの提案では、総額が違って当然です。安い方を選んだ後で、評価基準の作り直しを追加発注するなら、最初に比較した金額では判断できなくなります。

社内で対応する仕事も書き出しておくと、必要な予算が見えやすくなります。社員情報の登録を自社でできるなら、その分の支援は不要かもしれません。一方、評価基準を説明できる担当者がいないなら、設定作業を減らすより、制度の説明や評価者への支援を確保する方が優先されます。

初年度と継続年度で、必要な支援は変わる

初年度は、制度の設計や設定、社員への説明に費用と時間がかかります。次年度以降は、利用料に加え、目標設定や評価時期の支援をどの程度続けるかが比較の中心になります。初年度の総額と、継続時の費用を分けて出してもらうと、導入後の負担まで考えられます。

あわせて、最低契約期間、更新の単位、途中で支援範囲を変えられるかを確認します。これらは今回確認した公開ページだけでは確定できないため、契約前の説明と見積書で確かめる項目です。

費用対効果を考える際も、目的を一つにまとめすぎないことが大切です。集計の手間を減らしたいなら、担当者が集計や催促に使う時間が比較材料になります。評価への不満を減らしたいなら、金額だけでなく、評価理由を説明できないケースや、評価者ごとの判断の違いを扱う支援が含まれるかを見る必要があります。

出典:あしたのチーム公式・料金の問い合わせ案内(2026年10月23日確認)

あしたのチームが向いている会社と、支援を絞って考えたい会社

制度の作り直しから運用まで外部の支援が必要なら、あしたのチームは検討候補になります。すでに制度を運用できていて、回収や集計だけが負担なら、まずはシステム中心の提案で足りるかを比べるとよいでしょう。

ただ、「評価への不満が多い」という状況だけでは、何を依頼するべきかは決まりません。次の表は、相談前に問題を切り分けるための判断例です。

起きている問題 確かめる事実 検討する支援
何を頑張れば評価されるか分からない 役割ごとの期待と、評価項目がつながっているか 役割・評価基準の設計
上司によって点数のつけ方が違う 同じ行動を見ても判断が違うのか、見ている事実が違うのか 評価事例を使った研修・評価調整の支援
目標設定や面談が進まない 書き方に迷うのか、時間や担当が決まっていないのか 目標設定・面談の支援と社内業務の見直し
回収・転記・集計に手間がかかる 制度自体は運用できているか、どの作業に時間がかかるか システム導入・設定の支援

評価基準や報酬とのつながりから見直したい会社

「部長になっても、担当者と同じ仕事しかしていない」「評価は高いのに、なぜ昇格しないのか説明できない」。こうした問題では、採点の仕方だけでなく、役職ごとの責任や昇格の考え方まで見直す必要があります。

この場合は、制度設計を含む支援が候補になります。ただし、最初から全項目の作り直しを決める必要はありません。現在の評価シートや昇格判断で困った場面を示し、何が問題なのか、残せる部分はどこかを説明してもらいましょう。

その提案が、自社の仕事内容や事業上の優先順位に沿っているかが判断のポイントです。評価項目のサンプルが豊富でも、自社が今期求める役割とつながっていなければ、社員に説明しにくい制度になります。

制度はあるが、目標設定や面談が続かない会社

シートや評価基準があるのに運用できていない場合は、止まっている理由を分けます。目標を具体的に書けないなら添削や上司との話し合いが必要ですが、担当者が決まっていない、面談時間を確保していないといった問題なら、社内の仕事の割り振りも変えなければなりません。

上司によって評価が違う場合も、全員が同じ点数をつければ解決するわけではありません。担当する仕事や、観察できた事実が違えば、評価が分かれること自体はあり得ます。困るのは、同じ項目を別の意味で捉えたり、具体的な事実を示せず印象だけで評価したりすることです。

支援の提案を受ける際は、実際に判断が割れた評価項目を一つ示すとよいでしょう。どの事実を根拠にして、基準のどこに当てはめるのかまで扱えるかを見れば、説明会だけで足りるのか、実例を使った研修や調整の支援が必要なのかを考えられます。

回収・集計の負担だけを減らしたい会社

評価項目や面談の進め方に大きな問題がなく、Excelの回収や集計だけが負担なら、広い範囲のコンサルティングを前提にしなくてもよいでしょう。あしたのクラウドを含むシステムの提案を、実際の作業に合わせて比較するのが自然です。

たとえば、評価シートの提出を催促する作業が負担なのか、部署ごとのファイルを一つに集める作業が負担なのかを分けます。デモでは、その作業がどう変わり、人事担当者の手元に何が残るかまで見ます。入力する社員や承認する上司にも確認してもらうと、人事側だけでは気づかない使いにくさを把握できます。

自社の制度を大きく変えずに使いたい場合は、再現が難しい項目や設定作業の負担も比較対象です。システムに合わせて制度を変える必要があるなら、その変更に納得できるかまで考えて選びましょう。

外部コンサルに依頼する範囲から考えたい方は、人事評価コンサルの支援内容と選び方も参考にしてください。

導入後に社内で担う仕事と、最初の評価で見る変化

外部支援を受けても、社員に何を期待するかを決めることや、日々の仕事を見て評価することは社内に残ります。導入を決めるときは、経営者・管理職・運用担当者がそれぞれ何を担うかまで決めておくと、契約後の動きを具体化できます。

外部支援を使っても、社内の判断と観察は残る

制度を設計する

社内で担う期待する役割と
報酬方針を決める
外部へ相談する評価・等級・報酬の
設計を支援

日々の運用を進める

社内で担う目標を話し合い
行動や成果を記録する
外部へ相談する目標添削や
期日管理を支援

評価・面談を行う

社内で担う事実をもとに評価し
理由を説明する
外部へ相談する評価分析や
面談同席で支援

導入検討時の役割分担の整理です。外部支援の対象・回数・契約への包含は個別に確認します。

経営者は、評価する役割と報酬方針を決める

経営者が担うのは、会社がどのような成果や行動を求め、それを役割や報酬へどう結びつけるかという判断です。外部の担当者から選択肢や他社の事例を教えてもらうことはできますが、自社の方針は経営側が決め、社員へ説明する必要があります。

公式の株式会社高橋の事例では、経営者の判断で導入を決めた当初、社員から反発があったことが紹介されています。同社の経営者は、目標に取り組んだ社員の評価を報酬へ反映したことが、納得につながったと振り返っています。

ここから参考にしたいのは、経営者自身が制度の運用に責任を持って関わった点です。自社で同じ昇給方法を採るかは別の判断になります。導入時には、評価結果と報酬の関係、業績の影響をどこに反映するかなどを決め、社員への説明と実際の運用が食い違わないようにしておきましょう。

出典:あしたのチーム公式・株式会社高橋の導入事例(2019年導入、内容は取材当時。2026年10月23日確認)

管理職は、日々の事実をもとに評価を説明する

管理職には、期末に点数を入力する前の仕事があります。本人に期待する役割を伝え、期間中の行動や成果を把握し、評価の根拠として使えるようにしておくことです。

たとえば「後輩を育てた」という評価なら、研修を行った回数だけでなく、何を任せられる状態を目指し、実際にどんな支援を行ったのかを見ます。育成の結果は、後輩の経験や担当業務によっても変わります。結果と、本人が担った行動の両方を確認することで、次に求める取り組みも説明しやすくなります。

面談では、評価項目と期待していたことを示し、具体的な事実をもとに評価理由を伝えます。そのうえで、本人がどう受け止めたか、見落としている事実がないかを聞きます。外部担当者の面談同席や助言を利用する場合も、最終的に自社の管理職がこの説明をできるようになることを目指したいところです。

最初の評価では、予定通り終わったかと、説明できたかを見る

運用担当者は、目標設定・中間確認・評価・面談の期日と担当を把握し、遅れている工程を確認します。専任人事がいない場合も、誰が社内の窓口となり、誰が判断するかを分けて決めておくと、担当者一人で質問や判断を抱え込まずに済みます。

初回の評価が終わったら、提出率や集計時間に加え、評価理由を説明できなかった箇所、目標を何度も書き直した箇所、面談で解消しなかった疑問を振り返ります。社員が納得しなかったという結果だけで終えず、基準が曖昧だったのか、上司が事実を把握していなかったのかを分けるためです。

基準が曖昧なら次期までに修正し、評価の根拠が足りなければ期間中の記録方法を変えます。操作上の問い合わせが多かったなら、設定や説明方法を見直します。こうして困った場面を具体的に残しておくと、継続する外部支援の内容も決めやすくなります。

まとめ|評判と、自社に必要な支援を照らし合わせる

あしたのチームには、評価の理由を説明しやすくなったことや、面談の機会が整ったことを評価する声があります。目標づくりに難しさを感じる声もあり、自社で運用する人や時間まで考えて検討する必要があります。

制度設計から見直したいなら、役割・評価・報酬をどこまで扱う提案なのかを確認しましょう。すでに制度を運用できているなら、回収や集計を減らすシステム中心の提案で足りるかを比べます。料金は、その支援範囲をそろえたうえで、初年度と継続年度の見積もりを確認するのがよいでしょう。

相談時には、現在の評価シートと、直近の評価で困った場面を一つ用意しておくと、機能の紹介から一歩進んだ話ができます。その問題にどのような支援があり、社内では誰が何を担うのかまで具体化できれば、自社に合うかを判断しやすくなります。

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ABOUT US
塔筋大樹株式会社Tsumugu代表取締役
同志社大学卒業後、地元金融機関へ新卒入社。その後、株式会社リクルートジョブズ(現リクルート)へ中途入社。求人広告営業として全国トップクラスの営業成績を収め、営業リーダーや代理店支援を担当。その後、Indeed特別認定パートナーの株式会社アド・イーグル執行役員として営業・人事・企画領域を管掌。現在は株式会社Tsumugu代表取締役として、中小企業の採用・育成・評価・定着に関する課題に対し、データとAIを活用した人事支援を行っている。